雪が積もるまで暇です...
雪が積もったら冬の登山。それまでしばしのお休み...も、勿体ないので、
近年増加している山の事故やそれに付帯するお金の話でも。
登山ブームによって山に入る人が増えましたね。てことは、行方不明者も増加するのは当然です。
我が青森県の2017年度の救助依頼は39名。
うち、3名が命を落としています。
39名の内、登山者カード(登山届)を提出していたのは
なんと0。バカなの?(笑)
警察庁の全国の遭難件数とその他のpdfファイルです↓
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/chiiki/H30yama_nenpou.pdf
おそらく山岳救助保険も未加入の方がほとんどだと思います。
正直、なんでそんな人が山に入るんだろうと憤りを覚えます。キノコ採りも登山もですが、何のための避難小屋があるのか、何のためにそこに物資を運ぶ人がいるのか。
何のための山岳地図か、何のためのコンパスか。
全てを今一度、考えてほしい。もちろん、着ていくモノや携行する道具もしっかり意味があるのを理解して、楽しく山登りして欲しいです。
特にキノコ採り、奥へ奥へと進んで遭難するパターンが多い。気を付けましょう。
今年の不明者情報
2018年6月、岩木山登山中、鼻コクリという場所で友人に最後の通信後、消息不明。未だ見つからず。
2018年10月、八甲田山麓で行方不明、未だ見つからず(日程と行程は家族に提出済み)
登山人口が多い山でもこの状況。これから厳冬期に入るので残念ですが生きて帰ることはないだろうな...
遭難した際にかかる費用をざっくりですが載せておきます(自分調べです)
警察、消防 基本0円
請求する県警や消防も増えてきました。
民間の捜索隊 25,000円/1人
捜索ヘリ 100万円/1日
重機等 2万~10万/1日
行方不明者は時効が来るまで生命保険もおりず...ただただ遺族に迷惑が...
捜索用にGPSの加入、しといた方が良いと思います。
例えば、最近よく目にするココヘリ。2km圏内からキャッチします。
しかも年間3,600円と格安です。
詳しくは上記のHPを見てね
山岳遭難以外にも、深夜徘徊や子供に持たせるのも良いのかなと。
ちなみに当方、山で死ぬのは本望だし、いつ死んでもいい!!と思ってますが山岳保険とココヘリはきちんと加入してます。
だって親族に迷惑かけられないからね(o^^o)