冬景色。
憂鬱な冬がやってきました。
寒いし...滑るし...
でも、こんな絶景なら冬は大歓迎ですよね♪
前日の暴風雪から、今日はピーカン♪
2018年12月2日、青森県の八甲田連峰の一つ、田茂萢(たもやち)岳周辺へ
八甲田スキー場に到着。ここから登山開始。
邪魔にならないように端っこを歩いて上がります
標的が見えたぜ...と、遠くないかいこれ?笑
スキー板にシールを装着してハイクアップ♪
靴だと膝上まで埋まっちゃいます…
モノ好きさん達のトレース
最高の青空
太陽、ありがとう♪おかげで汗がヤバいよ
アオモリトドマツも徐々に雪化粧
もうすぐ山頂駅!
ここのレストランのカレーが食べたいのです!
右を見ると北八甲田3兄弟♪左から
赤倉岳、井戸岳、大岳
左の赤倉岳と右の井戸岳の手前は甥っ子の
田茂萢岳
南八甲田の櫛ヶ峰もバッチリ
遠く離れた岩木山もバッチリ
歩いて2時間半、やっとカレーにありつける!
閉店ガラガラ。待って、今12時半だけど( ̄O ̄;)
下山してラーメンです...
山頂カレー、すぐリベンジしますヨ~♪
登山のついでに行ってきました
お寺巡りと鍋パ♪
なんだろうこのミスマッチ感...笑
メインはあくまで登山です。が、トレーニングジムに貼ってあったポスターに青森県の鍋が集結する鍋パがあると、こりゃ行くしかない(^^)
そのポスターがこちら
美味そうな鍋たちがズラリ
てことでひとまず登山!!美味いもん食うには腹を減らさにゃ
登山口近くの駐車場に車を駐めて、出発♪
法光寺が側にあります
芸術です♡
ウットリ...
本堂は歴史を感じる佇まい
登山口に入ります
杉の道をテクテク...
木道の階段を
黙々と...
階段って1番ツライんだよなぁ...
高度が上がって来ると2日前に降った雪が
山頂が見えました!
名久井岳山頂に到着です。標高は615.2m
地元の階上岳
岩手山方面。見えてる山々は八幡平かな?奥にうっっすら岩手山が見えましたが、写真だと見えず...
冬にお世話になっている八甲田の山々も白くなってます
初めての山でやる儀式(笑)
ダッシュで下山して鍋パ会場へ移動です!
春を告げるカニ、トゲクリガニの鍋。
これ食えたら他はいらん!の思いで並びました(笑)
美味い〜♪節々の付け根をむしゃぶります。爪以外全部食べれるのもありがたや
こちらは淡水のカニ。湖に生息する蟹です
地鶏鍋。シャモロックは焼き鳥も美味しいですよ〜
野辺地のホタテは県内でも1、2を争う美味さ♪
そのホタテカレー汁。焼いたお揚げが最高に美味い。あれ?ホタテは何処へ...笑
地元にある階上岳、の麓には素晴らしい漁場がありますが、そこで獲れたドンコ(エゾアイナメ)汁。
見た目はグロな魚ですが、煮付けや鍋がめちゃくちゃ美味い!!
そして五戸町の桜鍋。馬肉の鍋です。
ほとんどの鍋が味噌ですがこちらは醤油味。
何処の地域の鍋も美味すぎでした。
野菜が嫌いな子供でも鍋にしたら食べてくれる、冬の味覚ですね!
鍋、素晴らしい料理です♪
さ〜来週はどこへ行こうか...
登山靴の話
登山でしか使えないと思ってませんか?
実は普段履きにもモッテコイなんです。特にゴアテックス製造のやつが。
ゴアテックスとは、アメリカのWLゴア&アソシエイツ社が製造販売する防水透湿性素材の商標名。
外からの水は通さないけど、中の水は外に出すよって作りです
てことは、雨が侵入しない。長時間の長靴だと蒸れますが、ゴアは蒸れない♪
出先の急な雨でも、濡れない♪
水溜まりにもワザワザ、バシャバシャ行けちゃいます(笑)
長靴よりもスニーカーっぽい登山靴の方がよりオシャンティ(お洒落)で、服にも合わせやすいですよね。
しかも歩きやすいし走れる!!靴底がギザギザしてるから滑りにくい!!!
いくつか紹介しますので参考にしてください。
[モンベル] mont-bell タイオガブーツ Women's 1129324 SLAT (SLAT/24.5)
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迷ったらmont-bell(モンベル)
モンベルは日本企業、日本製で日本人の体形を考えて作られています。靴以外にもアパレル関係も安くて、高性能なものばかりなのでおススメです。
スニーカーチックなのが良いなって人はadidasがおススメです。
カラーバリエーションも豊富です。
最後は当方が今使用している LA SPORTIVA(ラ スポルティバ)
ヨーロッパのメーカー。登山用品、クライミングギアを作っているメーカーです。日本ではロッククライマーにしか知られていないメーカーでしょうか。登山中も同じメーカーの靴を使用している人にまだ出会ってません。
ミーハーな気分になりたい人は是非(笑)
とりあえず3つほど紹介しましたが、まだまだたくさん、お洒落な靴が世に出ているので探してみてください♪くれぐれも、5,000円とかで買える安物を選ばないように...
雪が積もるまで暇です...
雪が積もったら冬の登山。それまでしばしのお休み...も、勿体ないので、
近年増加している山の事故やそれに付帯するお金の話でも。
登山ブームによって山に入る人が増えましたね。てことは、行方不明者も増加するのは当然です。
我が青森県の2017年度の救助依頼は39名。
うち、3名が命を落としています。
39名の内、登山者カード(登山届)を提出していたのは
なんと0。バカなの?(笑)
警察庁の全国の遭難件数とその他のpdfファイルです↓
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/chiiki/H30yama_nenpou.pdf
おそらく山岳救助保険も未加入の方がほとんどだと思います。
正直、なんでそんな人が山に入るんだろうと憤りを覚えます。キノコ採りも登山もですが、何のための避難小屋があるのか、何のためにそこに物資を運ぶ人がいるのか。
何のための山岳地図か、何のためのコンパスか。
全てを今一度、考えてほしい。もちろん、着ていくモノや携行する道具もしっかり意味があるのを理解して、楽しく山登りして欲しいです。
特にキノコ採り、奥へ奥へと進んで遭難するパターンが多い。気を付けましょう。
今年の不明者情報
2018年6月、岩木山登山中、鼻コクリという場所で友人に最後の通信後、消息不明。未だ見つからず。
2018年10月、八甲田山麓で行方不明、未だ見つからず(日程と行程は家族に提出済み)
登山人口が多い山でもこの状況。これから厳冬期に入るので残念ですが生きて帰ることはないだろうな...
遭難した際にかかる費用をざっくりですが載せておきます(自分調べです)
警察、消防 基本0円
請求する県警や消防も増えてきました。
民間の捜索隊 25,000円/1人
捜索ヘリ 100万円/1日
重機等 2万~10万/1日
行方不明者は時効が来るまで生命保険もおりず...ただただ遺族に迷惑が...
捜索用にGPSの加入、しといた方が良いと思います。
例えば、最近よく目にするココヘリ。2km圏内からキャッチします。
しかも年間3,600円と格安です。
詳しくは上記のHPを見てね
山岳遭難以外にも、深夜徘徊や子供に持たせるのも良いのかなと。
ちなみに当方、山で死ぬのは本望だし、いつ死んでもいい!!と思ってますが山岳保険とココヘリはきちんと加入してます。
だって親族に迷惑かけられないからね(o^^o)